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これが「家族」なのか Update:2002.11.30.

 「家族」って聞いてどういう印象をもちます?やっぱ、パパがいてママがいて子供たちが元気に走り回っていて、場合によっちゃ犬までいたりなんかして・・・・。ここでポイントは「子供たち」の「たち」。つまり子供が複数いることが私の中の「家族」のイメージ。そして、私もとうとうその「家族」を形成してしまった。そう。先月末にお子さまを授かってしまったのだよ。一姫二太郎。健康保険証にはずらりと4人の名前が並んでいる。これは自分に責任があるとは言え、とても新鮮な驚きだった。車で買い物する時なんてチャイルドシートが二個も並んで席を埋めている。まるで「人生ゲーム」で出産した時に自分のコマに人間の棒を刺して増やしていく、あんな感覚なのだ。嫁とも「はじめは2人でスタートしたのにいつの間にやら賑やかになったねえ・・・」なんて話している。

 今回は男の子だった。嫁は少々切迫流産気味だったので心配していたのだが、なんと医者の指定した予定日ぴったりのリリース。期日きっかり、仕事きっちりの、そんな引っ越しのサカイのようないかしたBOYだったのだ。子供が産まれると大変である。まだ子供がいない人は覚悟しておいた方がいい。まず両家の親類・友人が病院にかけつけて撮影大会が始まる。一週間の入院後、嫁と長男が退院して我が家にやってくる。そうすると3時間おきの授乳地獄が牙をむいて襲いかかる。嫁は睡眠時間が極端に削られるために意識がもうろうとなる。乳が張って苦しくなる。長女の面倒をみる時間がないため、長女が不満を表明し、拒食症になる。幼稚園の送り迎えの問題もある。ということで急遽、嫁のお母たまに我が家に泊まり込んでもらっていろいろ手伝った。これが2週間。本当に助かった。それにお金もかかる。出産までの検診は病気ではないため保険がきかない。つまり実費である。出産には30万近い金がかかるし、退院しても膨大な量のミルクと紙おむつを購入することになる(それも毎週)。新生児が一日に何枚オムツが必要か、想像つきます?実に10〜15枚は使ってしまうのだ!換えても換えても換えても、しっこやンコをたれてくれる。その度に泣く→オムツ換える→少し泣きやむ→眠る→また泣く→母乳をやる→泣きやまない→母乳不足分を粉ミルクで補う→泣きやむ→寝る→(はじめに戻る)というサイクルを永遠に繰り返す。そりゃ〜泣きやまない新生児を洗濯機に入れてしまう母の気持ちもわからないでもない。

 それから「名付け」の問題がある。出産後2週間以内で決定し出生届を届け出なければ、罰金が課せられるのである。名付けというと「姓名判断」の本を買いあさる人もいるが、私は画数等による姓名判断を信じない。上の子の時もそうだった。理由は2つ。まずひとつ目は、本によって書いてあることがバラバラだし試しに自分の姓名判断をしたら全然当たってなかったから。もうひとつは、「じゃあ外人はどうすんの?アルファベットに画数なんてあんの?」ってこと。以上2つの疑問より、信じないことにした。やっぱ関係ないのさ、姓名判断なんて誰かの金儲けの屁理屈さ。(と、いいつつ名前が決まってからこっそり姓名判断のサイトでチェックしちゃうあたり、小市民だったりする) とにかく名前はRに決定した。決定した名前で、ぎりぎり届け出に成功。ほんと罰金ぎりぎりガールズ。

 それと山のように頂くお祝い。これに「お祝い返し」をしなければならない。お祝いってのも不思議なもので、皆一様に「お返しは要りませんよ」といってくれる。もちろん僕がお祝いを「送る側」であった場合も、本気で「お返しはいらない」と思う。だってお祝いって、結婚祝いにしろ、出産祝いにしろ、入学祝いにしろ、プレゼントを選ぶのも楽しいし、送った後、それを使ってくれてるとこれまた嬉しいもんだから。こんな事書いちゃうとお祝いを頂いた方に大変失礼だが、言ってみればお祝いというのは「送り側のマスターベーション」なのだ。誰も本気で「お返し」なんか期待してないわけだ。これはお葬式の会葬御礼と同じ感覚。ところが「もらう側」になったらどうか。絶対にやっぱりお返ししちゃうんだよな。人間の心理として「義理を欠いてはならない」「世間がやってるんだから自分だけやらないわけにはいかない」って思っちゃうんだよな。ほーんと不思議だ。やっぱり人間てのは本気で相手の立場に立って物事を考える前に、体裁を気にしてしまう生き物なのだ。

 とにもかくにも人間を一人、製造して世の中にリリースしてしまった。少なくとも20歳までは責任が親にある。一個の人間を作るということは恐ろしいことだ。将来、凶悪な連続殺人犯になるか、世界的な発明家になるか、なんにせよ人類の歴史に何らかの微少な影響を与える可能性があるわけだ。どうしよう。どう育てよう。うちの親はどうしてたんだっけ?わからない。少なくとも、自分程度の良識と、学力と、社交性と、愛情と、行動力をもった、心優しい青年になってくれりゃ〜もう万々歳である。そりゃ、世界的な作曲家や俳優になって親にポンと家でも買ってくれれば言うことはないが、まぁ高望みはすまい。僕や嫁が先祖から代々受け継いできた「よいDNA」を更に下の代に確実に伝えて欲しいと思うのだった。


もう秋じゃねーか。季節はどうして突然変わるんだ? Update:2002.9.28.

 二ヶ月ぶりの更新です。放って置いて申し訳ない。こんなHPなのにコンスタントに毎日30〜40人が来てくれるってのは奇跡だね。今回は最近思ったくだらない話。雑感メモって感じです。まずは大沢あかねちゃんと前田亜季ちゃんは双子じゃないのかってこと。あ、これはどうでもいいね(笑)。でもマジで似ているんだよ。ふたりとも美少女。チェキラ!

 JRに乗っていて思ったんだけど、SUICAというのは相当優れているね。SUICAを知らない人は自分で検索して調べてみてください。地方にはないのかな?何てったって単なるプリペイドカードより優れているのは、定期券から出さずに改札を通過出来る点。所定の位置に定期入れごとタッチ&ゴー!なのである!さらにすげ〜のは、残高が無くなってきたら追加でチャージ出来る点。こりゃ革命的だよ。いっそもっと改良して、ポケットに入れたまま通過できるようにして欲しい。でもそこまで感度を高めるととなりのおっさんのSUICAで反応しちゃうか(笑)。で、こういうのが現れると、いままで便利だと思っていたパスネットが色あせて感じられる。当初は、小田急だ、京王だ、営団地下鉄だと何でも使えちゃう(JRはダメだけど・・・)便利さに感動したけど、改札マシンに入れなきゃならんし、当然チャージは出来ない。今思ったんだけど、パスネットって人生の最後には30円とか40円とか残るよな?あれ、どうするんだ。捨てるのか?無駄じゃないか!SUICAは換金できるぞ!う〜何か腹が立ってきた。

 今、横浜のランドマークタワーという所で仕事をさせてもらってる。知っている人は意外と少ないが、実は日本で一番高い建物はこの横浜ランドマークタワーなのである。で、最近とってもびびった事があった。それは911の悲劇である。そう。昨年9月11日に起こった同時多発テロ。その一周年を私はこのタワーで迎えたのだ。アメリカはテロ一周年ということで厳重な警戒だったようだ。そんな時テロの主役達はこうは思わなかったか?「アメリカは厳重が警戒で更なる打撃を与えるのが難しい。いっそアメリカ同盟国である日本を標的にしたらどうだろう。日本を狙えば世界的なインパクトはかなりあるだろう。アメリカよりも狙い安そうだし、きっと核も持ってないし。良し!決めた!日本だ!さて、どこを狙おう?日本で有名な建物と言えば東京タワーか。でもあれは既にモスラが倒したことがあるし。じゃ、都庁か?いやいや、石原慎太郎を襲ってもインパクトは薄いだろう。じゃ〜日本で一番高い建物、そうだ!ランドマークタワーだ!!」って、考えると怖かった。今にもJALがまるまる「こんにちは〜」するんじゃないかと。そうさ。そんだけの話さ(笑)。

 また電車ネタ。混んだ電車から降りる時、後ろから押された経験が誰でもあると思う。あれ、いったい誰が押していると思う?順番に降りれば別にドアは閉められないんだから、ゆっくり降りればいい筈なんだ。でも「押す奴」は必ずいる!気が狂ったように人の背中にタッチしてそして押しまくる。何なんだお前は!?そして!俺はついに発見したのだ!そう!恐怖の押し押しくん!そいつの正体を!それは・・・・・・!何と老婆だった!腰も曲がったかなりの老婆達なのだ!今度、老婆が降りる姿をじっくり観察してほしい。彼女らは必ず「前の人の背中部分に手をあてがって」いるのだ!自分一人で降りる自信がなくてつかまっているのか、よぼよぼなので足もとを確保するためなのか、戦後の闇市で米を買いあさったときの記憶が甦るのか、とにかく奴等はガンガン押しまくるのだ!情け容赦なんかない!自分の身は自分で守れ!是非注意されたし!(でもお年寄りには必ず席を譲る俺ってとってもいい人)


白ロム Update:2002.8.5.

 「白ロム」って聞いたことあるだろうか?私は最近知ったのだが、携帯電話の番号を抜いた後の「携帯のハード」のことを指す。つまり、現在使用している携帯をNTT等に持って行き、使用できなくする。(番号を抜くわけだ。使用できないと言っても、電源は入るのでメモ帳や電話帳がわりに使用することは可能。)この状態を「白ロム」と言うらしい。知らなかったにゃあ。驚いたことに世の中には「携帯電話を収集」している人がいるらしく、人気機種の白ロムってのがオークションで高値で取引されているのである。もちろん、白ロムはちゃんとしたハードだから電話会社に持って行って契約すれば使用可能となる。既に別な携帯を持っている場合には、それと白ロムの2台を持っていけば、2,100円の手数料で契約を移管してくれるのだ!(当然、電話帳とかメールアドレスもコピーしてくれる)

 何でこんな話を書いているかと言うと、長くもないが以下のストーリーを読んでもらう必要がある。実はどうしても欲しい携帯があったのだがこれがもう新品では手に入らなくなっていた。それはP503isという機種で、最新の帳薄型携帯P504iからすると「一世代前」のものである。このP503isは、その優れたデザイン性で(携帯が高速道路を疾走するcmを見たことあるでしょう)一時期大人気だった(筈だ)。しかもiアプリでゲームもできる!プライベートウィンドウで、閉じた状態でも着信の確認ができる(今や当たり前だけど・・・)!メモボタンが7色に光る!・・・・しかし何と言っても一番の売りはそのデザインなのだ。間違いなく高名なインダストリアルデザイナーが松下の依頼を受けて作ったのだ(と思う)。バイクに例えるならSUZUKIのKATANA(ハンスムート氏デザイン)、車に例えるならランボールギーニカウンタック(ガンディーニ氏デザイン)、時計に例えるならOMEGAスピードマスター(誰だか知らない)。世の中にはその機能を損なわずに優れたデザインを纏うグッズがたま〜にあったりするのだ。(もちろん、デザインて主観的なものだけどね)男はそういうグッズを見ると女房を質に入れても手に入れて、毎晩添い寝して、飽きずに眺めて、夜になると話しかけたりするのだ(きっとしない)。

 この携帯の場合は、特に「ジェットブラック」という黒色とメタリックシルバーのツートンのやつがそれにあたる。神が遣わした奇蹟の技、ご神体と言ってもいい。黒光りしたヤツの機体には無限の可能性とおとこのロマンを感じずにはいられない。最高だ。お前はサイコーォォじゃ〜!・・・・ま、とにかく、私の優れたデザインセンスにぴぴぴっ!と反応したのである。早い話、ものすごく気に入ったのだ。ところが。今となってはどこの携帯ショップに行っても置いていない。そりゃねーぜ、アニキ!たまに置いてあってもピンクやブルーだったりするのだ。ダメだ!ジェットブラック以外は、ずぇったいぃぃにダメなのである。もう一つ問題があった。高い。高すぎるぜアニキ!機種変更で11,000円だぁ!?冗談ぶっこき麻呂だ。このご時世、そんな高額な料金を払えるのはビル・ゲイツか石油王ぐらいのもんだ。

 諦められない私は、泣きながらオークションサイトを覗いたと思ってくんねえ。そこで!冒頭の文章のように白ロムの存在を知ったのだ!電撃ネットワークが尻から首筋に走った!(ちょっとやだなあ・・・) 速攻で入札。5,000円ちょいで落札。安っ!そして届いたブツと現在の携帯D502(デザイン的には最悪。カラー化が早かったので買った)を持ってdocomoへ。手続きは簡単。電話帳のコピーもあっという間に終了して2,100円払った。俺の行動力に奴等もびっくりだろう(誰?)

 結果どうなったか!?ものすご〜く満足なのである!気に入ったのである!合計7,000円ちょいで(中古ながら)自分の欲しいものが手に入ったのだ!この天才バカボン!憎いよ、この頭脳警察!(意味不明) この携帯、ほんとに気に入ったのだ。ちょっとSFチックなスタイリング。ヘタすると宇宙からの命令電波を受信できそうな勢いなのだ。しかもテトリスだのモグラたたきだの、ダンスダンスレボリューションだの、楽しいゲームも入っていたのだ。これで満員電車もゲーセン!さすがはパナソニック。いい仕事だ。グッジョブ、パナソニック。今、日本に何種類の携帯電話があるのか知ら ないが、間違いなくその最高峰に携帯王として君臨するであろう。我が携帯に乾杯。こんなことで喜べちゃう、そんなおいらなのだった。


遅いGWを満喫−その2「TDS」− Update:2002.7.21.

 前々から行きたかった東京ディズニーシーに行ってきた。ガキどもが夏休みに入って大混雑する前を狙って行ったわけである。まずチケットであるが日比谷にある東京ディズニーリゾートチケットセンターにて事前に購入。マジックキングダムのカードを持っていたので、少々安くなった。
 当日は朝7:45に家を出発。首都高はかなり混んでいる。浦安に到着したのは9:30くらいになってしまった。ランドとシーの位置関係もよくつかめないまま車でぐるぐる走り、シーの駐車場に車をつっこむ。(何と駐車料金で2千円も取られる)

 歩いてゲートを越えると眼前にすげ〜金のかかっていそうな大パノラマが広がった。巨大な火山とハーバー、そしてハウステンボスばりの美しい建物群(もっとも建物の装飾は実は壁画だったりするんだけど・・・)。初めての地でありどこをどう歩いて良いのかわからない。とりあえず子供が喜びそうなマーメイドラグーンを目指す。途中、ミステリアスアイランドを越えて行く。「マーメイドラグーンシアター」あたりが手始めにはいいか。いわゆる、「リトルマーメイド」に出てくる人魚アリエルと仲間たちの物語を、空中ブランコを使ってライブで演じてくれる劇だ。FAST PASSを使わず少々並んでシアターに入る。円形の劇場で、中央の舞台で外人さんが演じる人魚の物語が繰り広げられる。ガイジンさん、がんばれ。水着(というかコスプレ)がせくしーやぞ!が!劇の途中で音楽がぱったり止んだ。いきなり館内放送が流れる。「ただ今システムエラーが発生いたしました。劇の途中ですが、そのままで少々おまちください。」何だ何だ〜?観客にどよめきが起こっている。空中に取り残されたかわいそうなアリエルは、まるで「よくある事よ。」と言わんばかりに空中回転を何度も披露し愛嬌を振りまいている。その空中回転に、観客から乾いた拍手が送られる。ややしばらくしてまた館内放送。「お客様にお知らせいたします。システムエラーのためアトラクションの続行が不可能となりました。誠に申し訳ございませんがお出口より順次ご退場ください。」とな〜!何だよ!こんなんありか〜!金かえせ!でなけりゃギョーザドッグおごれ!

 仕方なく退場し、ミステリアスアイランドまで戻り「海底2万マイル」のFAST PASSをもらおうとしたところ「海底2万マイルはシステムエラーのため現在アトラクションは運営しておりません」 「お前もかよ!」(三村つっこみ) しかし一体どうなってるんだ!?今日は暑いからシステムもダウンしとるのか!?それともウォルトディズニーのひ孫あたりが茶目っ気たっぷりな愛すべきあんちくしょうなのか?とりあえずPASSはもらっといた。16:30である。それまでぶらぶらと歩いてそこらのアトラクションにいくつか入ることにした。日通のアトラクションはイッツ・ア・スモール・ワールドを更に哀しくしたようでつらかった。払う、払うよ。いくらでも払う。かわいそう過ぎる・・・。もうちっとマシなアトラクション、作ろうよ。これならモード学園の学祭の方がいいかもよ・・・・。腹が減ってきたのでポートディスカバリーにあるレストラン「ホライズンベイレストラン」で少し早めの昼食。3人で4,400円とかなり素敵すぎるお値段。チキンや豆のスープを食す。それから「インディジョーンズ・アドベンチャー」のFAST PASS(16:25)もゲット(娘の身長が足りないので自分の分だけ)し、またあちこちをうろうろする。何しろ敷地が広い上に炎天下であり、歩くとすぐくたびれてしまう。その度にショップかレストランで休憩。幸い平日のためかどこもあまり混んでいない。PASSまでの時間つぶしで船でロストリバーデルタとメディテレーニアンハーバーを往復したりお土産を買ったりする。アラビアンコーストのマジックランプシアターがなかなか面白かった。

 そんなこんなで16時を過ぎた。急いでロストリバーデルタへ移動。インディ教授との約束の時間が迫っているのだ。今回彼は「若さの泉」とかいうのを探しているらしい。嫁と娘をおいて一人で列に加わり、大きなジープへ乗り込む。うまくいったら「若さの泉」で18歳くらいに戻してもらうのだ。そしたら憧れのヒーリーズを履くのだ!ジープに乗り込んですぐアトラクションをビデオカメラで録画しようと準備してたら「撮影してんじゃねーよ!いてまうぞ!ごるぁ!」と優しいお姉さんに叱られる。一旦はカメラをしまうが、もちろん再度取り出す。一緒に乗れなかった嫁と娘に映像を見せるためである。ジープは暗いジャングルを進む。途中、教授が「ここは観光客の来るところじゃない!帰れ!」みたいに言う。ここには観光客しかいないっつーの(笑)!ちなみにインディの声は野沢那智だった(つまりコブラだね)。それから神殿のような所で神が炎を吐いたり、大蛇が襲ってきたり、ゴキブリの大群が襲ってきたり、レイダースの名場面である「壁からの吹き矢」や「巨大な丸い岩」が襲ってくる。もう襲われまくりの稲川淳二状態だ。(または出川哲朗だ)しかしこれらがなかなかに楽しいのである。インディファンの私としてはとっても満喫できた。最後に野沢インディが「観光客にしちゃ〜なかなかやるぢゃないか〜」と誉めてくれた。全行程で10分もない旅だったが、教授は相変わらず楽しませてくれた。ただ、カリブの海賊のような「一瞬落ち」が無かったのが不満だが。それと、どうせならジープじゃなくて「魔宮の伝説」のトロッコにして欲しかったなあ・・・。出口では勝手に撮影された観光客の写真をプリントして販売している。1000円だって。当然買わない。これ買うヤツいるんかなあ。ちなみにこのアトラクションについてはここが詳しい。

 外へ出ると川には映画「レイダース」に登場した、インディの友人ジャックが乗っていた複葉機が係留されている。インディ教授はこれで到着したのかな?手が混んでいるにゃ〜と感心しかかった、が!マニアはここで怒るわけです。映画「レイダース失われたアーク」ではこの複葉機の機体にOB-3POと書かれてありました。もちろんスターウォーズのオビワン・ケノービとC-3POの名前を合わせたものですが、ここで再現されている複葉機にはご丁寧にC-3POと書いてあるのです!映画に忠実にOB-3POと再現せず、C-3POと書いて大衆に歩み寄っちゃうところがディズニーかぁ。まぁ、そもそもインディジョーンズはパラマウントピクチャーだからねえ・・・。ディズニーと何の関係があるのか悩むところだ。(将来、崖につかまって危機一髪のインディをプーさんあたりが助ける映画が製作されるのかも知れない・・・・) おかげで「にわか映画ファン」は「あ!あれはスターウォーズのロボットの名前だぜ!スピルバーグ監督はルーカス監督と仲がいいからだね!俺、詳しい?」とか彼女に自慢気に話して喜ぶことでしょう。あぁ嘆かわしい!蛇足ながらあれは「友人だから」書いたわけではなくインディ三部作とも製作はルーカス・フィルムなんざんす!(監督はスピルバーグだけど・・・。え?こんな話どうでもいい?死ね?をたく野郎?)。

 そろそろ夕方。嫁と娘と合流すると、海底2万マイルへ。これまた結構恐ろしい。何が恐ろしいって、潜水艇に数人で入り込むとほとんど真っ暗な海底を探検する。無線機からの通信音と水音以外はほとんど音声もない。ただの暗い箱の中でじっとするだけのアトラクション。閉所恐怖症にはもってこいのアトラクション。ほぼ放置プレイである。ちびっちゃうくらい何も起こらない。どうせならノーチラス号に乗っけて欲しかった。これは実物大でかなり精密に再現されてたみたいだし。とにかくある意味怖いアトラクションだった。「仄暗い水の底から」ぐらい怖かったのだ。嫁も「もう乗りたくない」と言っていた。しかし、このアトラクションが海底で「システムエラーです。しばらくお待ちください」と、停まったら、間違いなく発狂できるね。約束するよ。ホント午前中に乗らなくて良かったと八百万の神に感謝した。サンキュー!それからまたいくつかアトラクションを回って、へとへとに疲れたので19:15くらいにはパークを出た。あと一時間待っていれば、ハーバーを使った壮大なショーやパレードが見れたようだけど、くたびれたからもうどうでも良くなった。満足して車を走らせた。帰りのレインボーブリッジは赤いランプの列で埋まった。しかし金かかったな〜。入場するだけで3人で1万円以上。それから駐車料金が2千円。レストランとカフェの食事で6千円くらい。高速代も2千円かかった。その他ジュースやポップコーンも買ったしお土産も買ったし・・・。娘はミッキーマウスに会えなかった事をぷりぷり怒っていた。ま、いいじゃん。グーフィはいたんだし。(パパはインディに会えたし・・・)


遅いGWを満喫−その1「ジブリ美術館」− Update:2002.7.21.

 仕事の都合でGWが取れなかったので、7月のど真ん中の平日に3日お休みをいただいた。いつもなら家でごろごろうだうだする所だが今回は違うぞ!珍しく計画性をもって行動したのだ。

 まずは前から娘にせがまれていた三鷹の森ジブリ美術館。ここは、徳間書店、スタジオジブリ、三鷹市、日本テレビの共同事業により建設されたもので、徳間書店とスタジオジブリ、日本テレビが三鷹市に対して施設を寄付し、建物は公の施設となっている。運営は(財)徳間記念アニメーション文化財団が行なう。何と完全予約制で、チケットはローソンでしか手に入らないという高飛車というか商売気がないというか、宮崎さんちの駿くんはそういう変わった人なのだ。一週間前くらいにローソンに行ってLoppiという端末を初めて使用してみた。まずはタッチパネルでジブリ美術館を検索し、行きたい日程を入力。すると「お前の希望の日程は一杯だ、このタコ野郎!せいぜい16時からしか空いてねーつーんだよ!おとといきやがれ!」というメッセージが出た(うそ)。おいおい!平日を指定しているのに一杯なのかよ!?そんなに大人気くんなのか!?ちなみにこの美術館は指定時間に入館すれば出る時刻の指定はない。つまり好きなだけいられるんだけど18時には閉館なのである。16時に入ったら2時間しか滞在できないではないか!しかし他の日程をみても似たり寄ったりの結果。ものすごい人気なんだなあ・・・。しょうがないので16時の回に決定。レシートみたいなのが吐き出されたので、それをレジに持っていってチケット代を払うとチケットが渡される。ちなみに料金は大人が千円。幼児が百円。これは良心的。大変よろしい。

 で、当日。車を吉祥寺のパーキングにつっこむ。ジブリ美術館にはパーキングが無いのでここに停めるしかない。(広大な井の頭公園の一角でやってるんだから駐車場くらい用意してくれてもいいのに)久々の吉祥寺だなあ。大学時代はこの辺りで少々暴れたものだ。懐かしの「マザーグース」で軽く食事。吉祥寺駅南口の方から家族三人仲良くバスに乗って万助橋で下車した。ここから歩いてすぐの筈である。(ちなみに地図はここにあります) 数分歩くと異様な形と色をした建物が目に入ってきた。受付らしきものがありカウンターを覗くとなんとそこには巨大なトトロが鎮座していた。カウンターの下には「まっくろくろすけ」(ちなみに漢字で書くと真黒黒助)も見える。どうやらこれはダミーの受付らしい。ここまではチケットがない人でも入れます。トトロの受付で写真を撮りまくる民間人たちを尻目にホンモノの受付まで歩く。16時より前であったが入れてもらえた。受付では3人の女性が大人にも子供にも一人一人にチケットを手渡している(後で知ったが子供も大人と同様に扱うことをポリシーとしているらしい。)。このチケット、映画に使用されたフィルムの断片を加工したもので、嫁は「ラピュタ」、私は「ほたるの墓」、娘は「となりの山田くん」のフィルムであった(笑)。これは後に館内で短編映画を観る際に必要となるらしい。

 館内に入る。壁や手すりや、そこかしこに工夫をこらした不思議な建物。まだ「千と千尋の神隠し」を観てないんだけど、それに出てくる油屋に似た作りになってる。最初の部屋ではアニメーションの仕組みがわかるように解説した部屋だった。ここで驚いたのはフィギュアを使ったアニメーションだ。トトロに出てくるキャラクター(さつき、めい、トトロたち)の15cmくらいのフィギュアが巨大な円盤上に並べてある。しかも、少しずつ動きを加えた複数のフィギュアがずら〜っと並べてあるのだ。円盤が高速回転を始め、そこに点滅するフラッシュライトが当てられるとなんとフィギュアが動いて見えるのだ!さつきとトトロが回す縄で縄跳びをするめい。何とも不思議な感じ。円盤の回転とフラッシュのタイミングが完全にシンクロしているためにリアルに動いて見える。

 それから中庭にはトトロでおなじみの手こぎのポンプで地下水がくみ上げられる。子供たちは大喜びで遊んでいた。(でも水はほとんど出なかったが) 螺旋階段をあがると映画関係の展示室や、一番の今回の目的であるネコバス。子供たちが巨大なネコバスのぬいぐるみと格闘する部屋である。まっくろくろすけも多数おいてあって、空中を飛び交っていた。娘はここが大のお気に入りらしく並んで二回も遊ばせてもらった。短編映画は館内にある映画館「土星座」で上映される。「コロの大さんぽ」というタイトルで武蔵小金井在住の飼い犬が脱走の果てに回収されるという感動脱獄ストーリーだったような気がする。それなりの面白さだった。だが、何と言ってもボクが一番感動したのは屋上にある朽ち果てたロボット兵。ラピュタに出てきたあのロボットが実物大(5mくらいある)で突っ立っているのだ。いや〜作った人は大変だっただろうなあ。何でも一年がかりだったそうだ。草まで生えちゃってリアル〜。(そういやルパンにもラムダの名前で出てきたね。)

 カフェは混雑していたので食事はせずに、土産にトトロのセロテープカッターや娘の髪留めを買った。帰りの車の中で娘はすやすやと眠りについた。ネコバスの夢でも見ているのかしら。


スターウォーズ Update:2002.7.14.

 7/13の初日にエピソード2を見に行った。新百合ヶ丘のワーナーマイカルのシネコンはスクリーンが9つあるが、そのうちの4つをSWのために使っているのである。意気込みがわかろうと言うものだ。(ひとつは吹き替え版だけど)

 スターウォーズはガキの頃からリアルタイムで見てきた作品だけに、とっても思い入れがある。小学生でSWの洗礼を受けて以来、そのサーガの完結を自分がどのように迎えるのかを考えていた。少なくとも20代で全9作(当時はルーカスは全9作と言っていたのだ)を見ることができるだろうと思っていた。楽しみにしていたのに。実際には30代半ばになってやっと、全6作品(最近になって弱きになったのか、ルーカスは全6作品に変更しやがったんじゃ)のうちの5作品が出そろった訳だ。

 それで映画の内容だけど、これがとっても面白かった。唐突感のあったEP1よりも数段面白かった。EP1は、クラシック3部作に繋がるための複線や表現しなければならない背景を懸命に作り上げていて「何をどうしたらいいかわからない」感じだった。ポッドレースのシーンは不必要に長かったし、ジャージャービンクスも超ミスキャスト。アクションシーンもつまらなかったし。見所と言えばクワイ・ガン・ジンの強さと、ダースモールの不気味さくらいだったが、その2人もあっという間に殺してしまった。酷い使い方。

 EP2に話を戻すと、いくつかに分裂したストーリーが小気味良く流れていき、ついには一つにまとまる。しかもそれぞれのストーリーが良く練られており映像も美しく、息をもつかせない。アクションもメカもお約束のセーバーでの戦いも大迫力。それぞれのキャラクターもよく描かれている。アミダラはレイアを想像させるような美しい女性になり、コスチュームもセクシー路線。アナキンは青い若さを爆発させる。オビワンは彼の師匠であるクワイと同じように頼れるジェダイマスターになった(同じユアン・マクレガーだと最後まで気づかなかったけど)。ヨーダの若々しさ。フルCGになった事でヨーダの表情や動きが更に豊になった。ラストのクローンも投入されたバトルは大迫力。詳しくは書かないけど、クラシック三部作への繋がりがいよいよ明確になってきた。ラストのEP3が楽しみになった!

 EP3には、考えられる限りの最高のテクノロジーを投入して、是非とも若き日のハン・ソロ船長とファルコン号、チュウイーも復活させて欲しい。やっぱりクラシック三部作に思い入れの強い我々世代の中ではSWと言えば宇宙海賊ハン・ソロ船長がヒーローなのだ。EP4ニューホープへの繋ぎを 円滑にするためにも、是非ともルーカスさん、よろしく頼むよ。

 それはそうと、SWといえばキャンペーングッズ。小学生時代もコーラの王冠をめくってはSWのグッズを集めたもんだ。今でも実家のどっかにあると思うけど。今回もペプシはボトルキャップを出してますね。早速今日、飲みたくもないダイエットペプシを買ってきたよ!フィギュアとかには興味なかったけど、ちょっと集めちゃおうかなあ。。。


ワールドカップ ロシア戦 Update:2002.6.9.

 今日は車(マグマレッド号)を車検でヤナセに持っていった。港北の方だったんだけど、午後から車両通行規制をやるとか。サッカーの影響がこんな所にも出ました。で、夕方から発泡酒を買いに行って、試合に備える。実はスポーツって興味ないんですが(いまだにプロ野球12球団が言えない)、さすがに4年に一度、しかも日本開催ということでサッカーは期待して見た。(娘は途中で寝ちゃった)
 なかなか興奮した。缶ビール4本飲んじゃった。感動的。面白かった。本当に。稲本すごい。顔も元「アクセス」の人みたいでかわいらしいね。これで一生食っていくのに困らないでしょう。しかしヒデ、どうしたんだろう。今日は軒並み外していたねえ。3本くらい外したんじゃない?バーに当たったのはまだいいけど、それ以外は遙か頭上だった。そろそろ歳か!?松田ってのはヘタだね。あれは減俸だね。素人だからよくわかんないけど、細かいパス回しばっかで、しかもそのパスがのろいんだもの。個人的には中山にもシュートして欲しかったなあ。ああいう熱血タイプの野郎がガンガンせめてサムライスピリットを見せつけて欲しかった。残念。秋田は出ないのかなあ。

 トルシエの隣にいるインチキフランス人通訳が気になった。ゴールが決まったらえらい喜んでいて「お前は通訳してろ!」と夫婦で大笑いしました。あの微妙なヒゲが面白い。健康ドリンク剤の「アスパラ」のCMに出てくるマッチョな人に似ていた。ま、いいや。ゴンは出れたけど、カズって今更ながらにかわいそうだな。4年前に岡ちゃんに外されて、あれで人生は終わったね。サッカーのため、ワールドカップのためにだけ生きていたような人間がワールドカップには出れない。不幸だわ。彼の本を読んだことがあるけど、まだサッカーの人気が無い頃から海外の一流選手にまじってバリバリ鍛えてきたんだよね。フィジカル的には若い選手に叶わないけど、メンタル部分でカズがいるだけで志気が上がるってことは効果ないのかな。

 私のとある友人は「今、中田や小野、稲本たちが恵まれた環境でプレーできるのも不毛だった日本サッカーの大地にカズがすべての開拓者となって道を切り開いたからではないかと思うのですが、これも時代の不運というしかないのか。こうなったら、国立競技場パブリックビューの超満員なのに使われていないピッチでハーフタイムショーとしてオフトの指笛、ラモスのループシュートを前座にカズダンスをフルバージョンで披露させてはどうかと…JAWOCに提案してみたい」と言ってました。う〜ん、ナイスな提案!是非見てみたい。

 まぁそんなわけで我が家は家内のお手製カレーでした。カレーとビールのあとは最近はまっているパピコを食べた。


美人 Update:2002.6.8.

 美人という人種がいる。電車に乗っていても、街を歩いていても、哀しいかな男ってやつぁ必ず美人をロックオンしてしまう。別に向こうがこっちに好意なんぞもってるわけでもないのに妙に緊張したり、髪形を直したり、ちろちろ盗み見たりして気にしてしまう。この美人という人種についてのいくつかの疑問事項について今日は考えてみましょう。

1.美人の基準とは?
 この美人とは一体何のことを指してそう思うのでしょう?ほぼ大多数の女性は、目が2つあって、鼻がまんなかについてて、口がその下についてる。みんな同じじゃないか?そりゃ、エラ張りまくってるとか、太りすぎとか、痩せすぎとか、ニキビだらけとか、そういうのはすぐに「差」として認識されてしまうけど、でも普通の卵形の顔で、普通に目鼻口が並んでいたら「違い」なんてそんなにないんじゃないか?人間の脳と目なんて、そんなに厳密なもんじゃないから、クマの顔みたって犬の顔みたって多少の個体差なんて気にならない。というか気づかない。でも人間同士では明らかに「ある基準」に則って、一目見た瞬間に美人、不美人を分類しているのである。一体何故なんでしょうか?
 考えるヒントとして、まず「いつでもどこでも美人の基準は存在するのか」という点を考えてみましょう。昔、カリフォルニアに交換留学生として留学していた時に、同じグループにちょっと人目をひく美人がいました。私のホストファミリーになってくれたMr.Earlは私の耳元で「おい、彼女ってば結構美人じゃんかじゃんか〜?」(もちろん英語で。こんな太一郎節ではない)と、こっそり話してくれた。その時、「そうか、日本人とアメリカ人の「美人の基準」は案外近いところにあるんだなあ」と思った。映画やテレビなどで文化を共有しあうから、先進国ではそこそこ基準が似通ってしまうのかも知れない。ハリウッド女優なんて日本人にとっても美人だしね。ところが、これがアフリカの奥地やアマゾン川のほとりに行くときっと基準値が大きく変わる(たぶん)。垂れまくった巨乳で鼻の穴と下腹が異様に大きい娘が村一番の美人だったり(しかも名前はウンババとかだったりする)、首に輪を幾重にも付けて延ばし、ついに父親の背よりも高くなってしまったジラーフ娘(夜見るときっと怖い)を奪い合って、村の若者達はやぐらから飛び降りて勇気を試す(違うだろ!)・・・。中国でも「太っている方が美人」とか聞いたことある。しかし、である。それでもその地域ローカルに必ず「美人の基準」があり、相変わらず男性は女性を一目見て分類しているのである。
 平安時代の美人というのは瓜実顔に切れ長の目、と相場が決まっていた。いわゆるオカメ顔。現代にいたら、彼女は間違いなくアニメファンになるか、高須クリニックか、消しゴムアーティストである。エジプトの壁画に刻まれた女性も現代では美人とは言えない。ここまでの事例より、「時代によって、地域によって美人の基準は異なるが、それでもローカルな基準は必ず存在する」ということがわかる。しかしここまで。やっぱり美人の基準が脳に刻まれるメカニズムはわからない。

2.美人のオーラ?
 それからもう一つ不思議なのは、「美人」というのは後ろから見ても「あ、この人ってばたぶん美人だな」というのがわかる。つまり「後ろ姿美人」はかなりの確率で「前から見てももちろん美人」なのだ。これもまた不思議。(これは私の特技なのかなあ?)こうなると、ますます美人というのは、地球人とは別な種類の生き物で一種のオーラを放っているとしか思えない。「見て見て!わたしってばこんなにキレイなのよん」という光線、もしくはフェロモンを出している。確実に出している。日本には古くからこれを示す擬音が伝えられている。いわゆる「お色気ムンムン」てやつだ。

3.美人に惹かれる理由
 これについては割と明快である。生き物は自分の遺伝情報をより確実に次世代に残すという基本目的をもっている。気づかないうちに美人や美男子を求めているのはそういう理由だという説がある。つまり、美人・美男子という優れた因子をもった異性と結ばれれば、自分の遺伝子を持って産まれてくる子供も、美人・美男子になる確率が高まる。そうすると彼ら異性を惹きつけるので子孫(つまり孫ですな)を残しやすくなる。しかしここでまたまた疑問が生じる。それでは、人類はもう何千年もそれを繰り返しているのに何故いまだに「美人ばっかり」ではないのか?普通に考えれば自然淘汰で不美人は絶滅しそうなものである。これには諸説あるが、私は「不美人は不美男子とけっこううまくやってきた」のではないかと想像している。

4.最近、美人が増えている?
 実は最近この美人という人種が増加傾向にあるように思う。最近になってやっと自然淘汰が進んできたのか?いえいえ、違うと思います。化粧品とエステと美容整形の進歩のせいでしょうね。韓国人はほぼ100%整形しているそうです。そうか。だから「JSA」とか「シュリ」とかに出てくる女優さんは異様に美人なんだな。東京の女性がきれい、というのも幻想。単に人が多いから、「分母がでかくなりゃ分子もでかくなる」というだけだと思います。

 わたし?ええ。美人、好きですよ。でも「美人」よりも「かわいい」方が好きだな。つまり「キツネ」より「タヌキ」、森高よりも桜井幸子。何にしても女性がいると男性というのは頑張れるもんです。これも不思議だなあ。男子校で過ごした6年間が呪わしい今日この頃。


フラッシュらろ〜 Update:2002.5.5.

 フラッシュムービー特集です。特に意味無し。

現実的どら  怖いサザエ  マスオ  ぴんぐう  どりふ  ぎゃばそ  しゃりばそ  画面上部をクリック  時事うるとらまそ  くろやなぎ  ぱんちょ


メガネとiMac Update:2002.5.4.

 先日、渋谷にある2プライスのメガネショップに行って来ました。今増えているんだよね。何と、フレームとレンズもついて全部で5000円と7500円の2プライス! (レンズにカラーを入れる場合はプラス2000円)しかも注文してから1時間で完成。しかもしかもフレーム(中国製)はたくさん種類があって迷うし、レンズは国内有名メーカーのもの。絶対オススメです。私はここでサングラスを、弟は普通のメガネを2つ作りました。 こりゃすごいです。店内は若い人たちでごった返しておりました。いかにメガネが高い利益率だったかって事ですね。流通と仕入れを見直せばこういう価格が妥当だと言うことです。今まで数万円も払ってメガネを作ってきましたが、これは革命的。既存のメガネチェーンはヤバイんじゃないでしょうか?事実、この店の隣にあるメガネのパリミキはがらがら・・・・・。この調子でがんがんいろんな物が安くなって欲しいです。

 突然ですがマック派に転向する事にしました。かわいーニューiMacちゃんを購入したのです。スーパードライブとか言うのもついてますのでDVDだって作成可能。エクセルもワードもWinに互換しているので仕事にも支障ありません。それに何と言ってもこのスタイリング。でも、今のところ高いMP3プレーヤーとしてしか使っていません。これからはデザイナーにでもなって一旗あげようと思います。その節はよろしく。お仕事ください。

 あ、それと友人がこんな素敵なサイト教えてくれました。MIZUHO銀行、がんばれ!でも社長は阿呆だからクビじゃ!


公務員にホホホイ Update:2002.3.3.

 公務員さんという人種がいる。日本に限らず、世界中にいる。警官、公立高校の教師、消防士、国会議員、市役所の窓口、郵便局員、自衛隊員・・・・・。いわゆる「税金から給与を得ている人」だ。問題を起こさなければ給与は確実に上がっていき、退職金も大きい。リストラされる心配もなければ、会社(この場合は国家か)がつぶれる心配もない。職種によっては残業もゼロ。こんなに素晴らしい職業があるだろうか?じゃあ公務員になりたいか?というと、全くその気はない。というかなれない。それはなぜか。そんなに自分は「偉くない」からだ。その説明は以下で述べる。

 職業柄たくさんの一般民間企業を知ることができるが、そこで働く人たちは効率化、コストダウン、顧客サービス向上を死にものぐるいになってやっている。これは本当に血が出るような努力でやっている。端的に言えば、競争原理の中で生き残ろうと必死にもがいているのである。競争原理は大切な事である。サービスが向上し、価格が安くなればそこに顧客が集まり、その会社は成長する。しかし努力を怠るとすぐに他社に抜かれてしまう。民間では当たり前のことである。ところが公務員さんにはそういう意識は働かない。もちろん、全員ではないが私がこれまでに接した多くの公務員さんはそうだった。市役所では手続きでえらく待たされる。WEBでの情報提供も進まない。免許の書き換えに行けばナゾの手数料をごっそり取られる。当然土日は営業してくれない、年度末は工事ばっかり、退職金をがばっともらった後で特殊法人に天下る・・・・。

 ここで話を戻すが、私は公務員さんというのは、本来的には「偉い」と思っている。つまり、滅私奉公の精神、ボランティアの精神がないといけない仕事なわけで、崇高な精神をもった人が取り組むべき仕事なのである。言ってみれば「誰もやりたがらない仕事」に敢えて臨んでいる、そんなありがたい人たちなのである。ところがどうだ。ガイジン女に何億円も公金を貢いだり、痴漢行為をする警官がいたり、生徒にイタズラする小学校教師がいたり、ムネオハウスを作ったり。どうなってんのよ、まったく。民間の会社の状況がわかっているのだろうか?そんな事してる暇はないのだ。みんな必死なのだ。こういう事件が起こるたびに「公務員は民間人に対して選民思想をもっているのではないか?」と疑いたくなってしまう。(もちろん全員じゃないよ)

ココリコ遠藤のホホホイ で、ひとつ提案。公務員になるためには国家何種とかいう試験を受けるそうだけど、それ以前に「公務員になるためには民間企業で5年間の経験がなければならない」ってしたらどうだろう?通常の企業経営の中身に接する事で「当たり前」をまず学ぶのだ。その上で崇高な精神を持っている方には公務員になってもらう。もちろん給与は年功序列ではなく能力主義で決まる。市役所も県庁も財務内容を一般会計基準に基づいて公表し、業績やサービスが悪ければ担当の長はクビ。(これは投票で決めるかな)逆に優秀な人には若くてもじゃんじゃん給料を上げればいい。それくらいやってもいいんじゃないかと思うんだけど。ちょっとラジカル派の春。


去年一年間で一番の進歩 Update:2002.1.27.

 昨年、いろいろありましたが、私にとっての一番の発見・進歩は何と言っても「風呂で歯を磨く」ことでした。今まで何気なく湯船に浸かっていましたが、意外と風呂に入っている間って無駄な時間ですよね。脳はトランス状態。手も足も動かさない。「あ〜」とか「う〜」とか言いながら、体が温まるのを待つだけの時間。一方、洗面所に立って歯を磨いている状態も実は手以外はほとんど動かさず、ぼーっと鏡に写る自分を見ている。これまた脳はトランス状態・・・・。この2つの無駄な時間をドッキングしてみたわけです。今や風呂に入るときは必ず歯ブラシと歯磨き粉を持参。で、娘と一緒にシャカシャカするわけです。これ、じっくり磨けるし、とってもハッピーですよ。時間の節約になるし。娘の「仕上げ磨き」も湯船の中だとじっくりやってあげる気になる。ほんとお勧めです。あ、もうやってるって・・・?


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