成蹊大学とは!


正門から見た並木と美しい本館建物 大学の雰囲気
 欅並木に囲まれたそれはそれは素敵な大学です。場所は東京は武蔵野市吉祥寺。 歴史はかなり古い学校のようです。詳しくは知らないけど。戦時中は軍の病院として使われていたとかいう怪談めいた話も聞いたし。小学校から大学まであって、内部進学者は生粋のお坊っちゃん,お嬢様。というわけでもないけどね。でもお金持ちが多いことは事実のようです。工学部は玉川学園と争うほど学費は高いし。
 中央線の吉祥寺駅と三鷹駅のちょうど中間ぐらいにあって、どちらからも歩くと15分くらいかかります。つまり周りは閑静な住宅街。五日市街道という田舎道路が目の前に横たわっていて,この道路沿いには学生をターゲットとした店が並んでいます。「福寿軒」や「二郎」にはお世話になったなあ。「チャム」とかいう店もあった。今でもあんのかなあ?あと、オウム心理教の「うまかろう安かろう亭」という店も目の前にあった。これはもうない。それから試験の時はコピー待ちができるコンビニの「ローソン」と「セブンイレブン」。「MOSバーガー」もよく食べた。

 大学の中はとっても綺麗。でも最近工事が進んでいるようなので,なにがどうなったかは把握していません。芝生なんかは昔のままでしょうが。昼休みになると本館の前にはキャピキャピした女子大生がたむろしていたんですわ。この本館の裏には「ミルクホール」という,まあ自販機つきの休憩スペースがありまして、今の嫁さんである優子嬢とも良く待ち合わせしました。かわいかったねえ・・・。しかし通常の授業では我々は工学部だったので奥の奥の方に追いやられて,日差しを浴びる機会が少なかったけどね。こっちの方はほとんど男子校ですからね。つなぎとか白衣とか着たやつらが煙草をくわえてうろうろしてました。あああ。

学生の雰囲気
 学生さんの素行はというと,基本的にはおとなしいんですが、周りが住宅街なので車で来た学生が違法駐車をしてはレッカー通報されるし、欅際(けやきさい)という学祭の時は住宅街で暴れる奴はいるし,図書館の裏で怪しい行為におよぶ馬鹿者もおるし、付近の住民にとっては迷惑だったろうねえ。
 有名人では中井貴一や風見慎吾,鶴見慎吾なんかを排出してます。あとホイチョイプロとかね。ま、そんな大学だったわけです。こじんまりしたいいとこでしたよ。ま、これを見ている現役生、浪人生のみなさん!成蹊は楽しい!女の子はかわいい!!是非いらっしゃ〜い!!

成蹊の校章
 成蹊の校章は桃なんです。かわいいでしょ。これは「桃李もの言わざれども自ずと蹊(こみち)を成す」とかいう”成蹊”という言葉からきているそうです(うろ覚え・・・・)。ま,ようするに「すっげえ人間のとこには,何も言わんでも人が集うのよ」っちゅうことらしい。しかしこのマークはねえ。お尻みたいだよねえ・・・。

で、わたくしは
 私はここの工学部経営工学科に一浪して入学しました。現役の時にも受験しましたが見事に落ちまして、代ゼミに一年間通った後にリターンマッチしたわけ。滑り止めとして法学部も受けたら両方受かっちゃって。嬉しかったなあ。発表の掲示板を見に行ったときのことは今でも覚えています。更に言うと青学の工学部にも受かってたんですよ。でも全学部が同じ場所にあるというところが気に入ってこっちにしました。青学は厚木とかあっちの方ですからね。工学部は。なんか自慢めいた話になりましたがこの頃が私の人生での「知能のピーク」だったんです。こっから脳細胞の死滅が始まって,卒業時のAの数はちゃ〜んと一ケタですから安心して下さい。振り返ってみると4年生が一番楽しかったかなあ。丹羽助教授という楽しい先生の研究室に入れてもらって、IE(Industrial Engineering)という学問を学びましたし,よく飲みました。同じ研究室にいた木村和也というとんでもない野郎と一緒に卒論をやったしねぇ。今じゃ彼はアナウンサー。ま、いいか。

最後に
 しかし電車なんかで大学生を見ると楽しそうだね。自分にもあんな時期があったのよね〜。と思わずマキバオー言葉になってしまいます。学生が一番いい商売ですよ。ほんと。できればずっと学生でいたかった・・・・・・・。じゃ、また。つーちーの育ーむ,むさーし原野のー・・・・・(成蹊学園校歌?)


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