Q:
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ニューシングル、ワイルドでロマンチックな作品で獣度がアップしていますね。
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K:
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ドラマの反動ですよ。繋がりつつも反動もあって。ここまでロック色を強くみたいなことを最初考えてなかったんですけど、ドラマに入って、シングルどれにしようかって時に、こういう感じにしたいなって思いだして。ドラマでの役は吉川晃司じゃないとしても、僕の体と顔が出てる訳だから、イメージが出来ちゃうんで、曲は対極の方に持っていきたいなって。締めつけられて締めつけられてストレスのたまった役じゃないですか。だからこそ、逆転した歌詞になるっていう。
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Q:
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1年8か月ぶりのシングルということになりますが、リリースするにあたって思ったことは?
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K:
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皆さんどうもすみません。長らくお待たせしちゃいましたって。
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Q:
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レコード会社変わったりして、新しく始まっていく感じもあると思いますが。
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K:
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そうですね、仕切直してリスタートみたいな。いい感じでやってます。ドラマをやったのがフックになったんじゃないかな。世間的なプロパガンダっていうのは後からついてくるもんだろうけど、心情的にも自分が世に対して立ってる感じがあって。色んなチャンネルひねって、電源入れたみたいな。
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Q:
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「おまえはおまえを脱ぎ捨てろ」というフレーズ、とても強い言葉ですね。
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K:
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うん、自分でも面白いと思いますよ。これ以上は言い様が無いですからね。全てを脱げって。全てって実はアバウトな言葉だったりするけど、「おまえはおまえを脱ぎ捨てろ」ってこれ以上脱ぐもの無い訳で、ドラマやってたから出て来たのかなと。良かったんじゃないかと思いますね。
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Q:
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久々のシングルを作るにあたって、意識したのはどんなことですか?
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K:
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変にポップにしたくなかった。いわゆる媚びた感じのポップな部分はイヤだなと。とりあえずは自分の紹介、今の吉川こんな感じなんだっていう、名刺がわりになる曲にしたいなと。今の自分って感じるね。このぐらいなんですよ。
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Q:
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吉川晃司の魅力の真髄が出ているシングルだなと思いました。
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K:
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等身大の名刺ですね。それプラス、ドラマの反動を足してみました。
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Q:
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曲を作る上でこだわっている所というと?
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K:
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とにかくシンプルにするってとこですね。余計なものを削ぎ落とすっていうか、どんどん無駄は脱ぎたいんですよ。年を重ねていく内に人間っていうのは知識も増えるし保険も作りたくなるし、逆に年を重ねるごとに裸になっていくっていうのが僕にはすごく美しいものに見えるんで、生き様とか考え方もそうしていきたいなって。音に対してもそういうことになりますね。前だとここにシンセのオブリガードみたいなのを入れて、華やかにするとかしてたと思うけど。
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Q:
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メロディーはどんなきっかけから生まれてきたんですか?
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K:
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まず高いところと低いところを使おうと思ってて。歌うのは大変ですけど。
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Q:
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どうしてそうしようと思ったんですか? |
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K:
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腹の底にあるようなものをボコッと一言出すみたいな。で、なるだけ低いキーを使いたいなと。「おまえはおまえを脱ぎ捨てろ」のところで急にオクターブ下がってるんですよ。普通は上がるんですけど。
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Q:
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だからこそガーンと響いてくるという。
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K:
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うん、ボコッと一言出してみろって。そういうつもりでやりましたね。Bメロで逆に急に高くなるのは表の叫びみたいなもんで。奇声を揚げるとかそういうのをBメロに持ってきて、腹の底から最後の一言みたいなのをその後に持ってきたいなと。何となくそういう風にやろうと思って、メロディーを作ってみました。
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Q:
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役をやったことによる反動というと?
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K:
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役をやることによって、改めて思った事があって。人間って世の中を都合よく生きる為に表向き用に作ることがいっぱいあって。川が流れたら、下水道も流れてるんだけど、自分が流した下水道は絶対人に見せないようにするでしょう。そういう所で二重、三重の構造が出てきて、世の中に順応しやすいように上手く自分を隠すんですよね。自分の中には下水道が流れていないような錯覚をわざと自分の中に作って逃れていく、みたいな。でもそんなんくだらないんだよと言ってしまえば人間なんて汚らしい生き物で、獣の方がよっぽどきれいじゃないのって。全部さらけだしてみたら、その瞬間が一番美しいんじゃないかなって。だから体で体を浄化しなさいよみたいな。
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Q:
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ある種の逆転現象という。
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K:
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うん。さらけ出すことによって、てめぇでてめぇの落とし前をつけていくという。言い訳を作ること、違う事をすることでは絶対洗い流せやしない。受け入れて、もっと汚れることなのか、なんなのか、僕にもわからないですけど、とにかく思いついたことを全部やるしか無いだろうみたいな。もしかしたら自己破滅になるかもしれない。君は壊れちゃうかもしれない。僕も壊れちゃうかもしれない。でもいっぺん脱ぎ捨てたら、白いキャンバスになるのかもしれないねって。そういう歌ですね。
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Q:
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音作りでポイントとしたことは?
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K:
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実際はせーので録れなかったんですけど、でもなるだけ、それに近いようなアプローチでやりたいなと。あとちょっと雑な感じ、ちゃんと叩ける人が雑に感じでやるとかっこいいのかなって。下手クソが雑にやるとただの下手になっちゃいますけど(笑)。あんまり細かい事考えないで、思った感じでやるっていう。まあここにある心模様に合わせていくって感じですね。
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Q:
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演奏しているメンバーはどういう基準で決まっていったんですか?
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K:
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自分の知り合いの中で誰がいいかなって思ったらこうなりました。
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Q:
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濃いメンバーですね。
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K:
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そうですね、濃いのが欲しいなって。血の濃いぃヤツがいいなって。
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Q:
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すごくワイルドなグルーヴがあって、ドカンドカンくる感じがしました。
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K:
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雄の裸体とメスの裸体とナイフと血みたいな。それをふにゃふにゃふにゃと絡ませたみたいな。よくわからないけどそんな感じです。あと何もいらないよねって。
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Q:
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歌入れはどうでしたか?
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K:
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大変でした。ドラマで2時間ぐらいしか寝れない状況がずっと続いてたんで、最初、声が全然出なかった。で、ちょっとずるいんですけど、点滴っていうか、血管を拡張させてる薬を打ってもらったら、声が一瞬出たんで、その間にウワーって。
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Q:
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役者からミュージシャンのモードへの持って行き方はどうでしたか?
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K:
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結構すぐ戻れましたね、レコーディング。こういう曲だからっていうのもあるんですけど、結構感情的にはドラマの役も乗っかってるっていうか、邪魔はしてない、もしかしたらプラスになっている、重なってくれているようなタイプの詞だし。だからそれは早かったですよ。ドラマやってて、2週間以上トランス状態でしたし。なかなか作ろうと思ってトランス状態って作れないんで、それを利用してというか。
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Q:
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テンション上がった状態で録るという。
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K:
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本当に切れる寸前みたいな感じ。切れる寸前というよりは落ちる寸前ていう。立ったまま寝れるぞみたいな。
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Q:
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『パンドーラ』というタイトルは?
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K:
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これは五郎ちゃんが出したんだけど。「一言で言うとパンドラじゃない?」「ああそうだね」って。でも「『パンドラ』はイヤだな、『パンドーラ』にしたいな」って言ってたら、「元はそうなんじゃない?」ってことになって、調べてもらったらそうだった。それなら『パンドーラ』でいこうって。
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Q:
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『パンドーラ』がリスタート1発目の作品となりますが、これから先はどんな感じでやっていこうと思ってますか?
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K:
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今まで手を出してなかったタイプの曲とか、今度のアルバムには結構入ってくると思いますよ。今までの僕の感じももちろんありますけど、よりシンプルな形態はとるだろうなと。シンプルなものが難しいんですよね。だからこそ、やってみたいなと。
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Q:
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生身で勝負と?
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K:
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そうです。テーマはヌードみたいなね。
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K2 Net Castより
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