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なりきり五郎!〜吉川晃司を編詞しよう!
 吉川晃司の歌を聞いていて、時々思う。「この歌詞はちょっと無いだろぉ〜。曲のイメージと違わないかえ?」とか「うわっ!この表現、メチャかっこよか〜!どうやったらこんなすごいの思いつくんだ?」とか・・。吉川氏の曲は、自身が作詞することもあるが、やはり大御所・松井五郎さんの作品が多い。吉川晃司氏も絶大な信頼を寄せているようだ。そこでだ。無茶を承知で編曲ならぬ「編詞」を試みてみた。つまり自分なりに考えた曲のイメージを、詞にして「3番」を作ってみたわけだ。別に彼らに挑戦する気もけなす気も売り込む気もさらさらございません。単なる遊びと思って笑って読んでやってくだせえ。これから徐々に増やしますんで乞うご期待。

 

EROS

闇に煙る鼓動 放熱の棘
冷えた胸に灯を点す
走りすぎるおまえ 追憶の果て
暗い空に問いかける

時は時を抱き上げて
翔る翔る摩天楼
たとえ眩暈を知ろうとも炎にくるまれて眠れ

薔薇のように踊れ さあエロス辿りつけ
光放つ 海を 走り抜けて"今"の彼方へ

OH YES NAKED EYES

[解説]好きな曲なんですよねえ。「エロス」は。特に「薔薇のように踊れ」がいいですよね。天才的な歌詞ですね。「褪せたシャツに星が降る」ってのもいい。絶対に思いつきませんよ。で、今回は、「過去にひともんちゃくあった女性」のことを思い出しつつ、それでも未来へ向かっていくという、まぁ陳腐だけど誰にでも起こりうるストーリーを考えました。

The Gundogs

メタルとクロムでAHAHA
削ぎとる未来はAHAHA
裏切りと遊戯のパラダイス

マシンを滑らせAHAHA
ブレイド走らせAHAHA
硝煙の向こうはアルカディア

やがて最後はRock'n'Roll
狂い始めるVital Signs

Hey The Gundogs Hey The Gundogs

Only the drastic speed can beat you all
Give you my highly power of silver sword

We're The Gundogs We're The Gundogs

OKey
美酒に酔いしれるか
モルグ行きになるか

[解説]こりゃ〜とってもわかりやすい(笑)。吉川お得意のレッツゴー系。映画で言えばバンデラスの「デスペラード」か。とにかくそういう勢いで1番、2番の延長線上としての3番を考えました。ちなみにガンドッグスとは銃猟犬のことなんですね。信じるもののために走り回って、とにかく相手を倒すことしか考えない。そんな意気込みをバウンティハンターに例えて作りました。

PANDORA

月を陰らせ闇がうごめく
押さえ切れずとどろく一瞬の夢の端(は)に
屍(かばね)も笑い出す

天地が泣いて
人は血を呼ぶ
走り出した海風に舵をまかせれば
刃(やいば)に虹が落ちる

もう不可能さえ斬り伏せろ
ただ時代を尖らせる

ご覧よ地上で只一人俺さ

斬(る)! 斬! 斬! 斬! 斬! 回天の時
幕末の野獣でいい

闇を
斬(る)! 斬! 斬! 斬! 斬! 哭慟(どうこく)の路
電光石火で

お前はお前を脱ぎ捨てろ

[解説]この曲は滑り出しからぐいぐい引き込まれますね。テンポのいい曲です。今回は既存の詩とは全くかけ離れた世界として、題材をズバリ「坂本龍馬」にして考えてみました。PVの影響も大きいかなぁ(笑)。ご存じの通り幕末の豪傑・坂本龍馬は大政奉還、薩長同盟という当時不可能と思われた大偉業をほぼ一人で成し遂げました。「PANDORA」に吉川晃司が込めたメッセージと坂本龍馬が割と近いんじゃないかなと思ったわけ。(司馬遼太郎氏の「龍馬がゆく」は必ず読みましょう。人生変わります。)ま、この編詩はちーとばかしお遊びが過ぎちゃったね(笑)。

 

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